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最近ご無沙汰だった読書を再開してます。

■イビサ/村上龍
エロチックでドラッギーな、村上龍お得意のタッチ。破滅に向かって突き進んでいく主人公ですが、メッセージとして希望が見え隠れし、読み終えた後に残るのは爽快感。村上龍特有の繊細な描写も素敵。

■国盗り物語/司馬遼太郎
ガソスタのバイト(油売り)から一国の主にまで成り上がった斉藤道三の、漢の生き様を描いた作品。蝮と呼ばれた道三のワイルドなイメージの裏にあった綿密な論理的思考は、芸術の域に達します。

夏休み、旅のお供に一冊いかがですか。
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